今回は東京都新宿区に鎮座する「天祖神社」をご紹介いたします。
天祖神社とは
御祭神
・天照皇大神
ご利益:国土安泰・五穀豊穣・生命力向上
御朱印
御由緒
天祖とは「アマツミオヤ」とも読み、極めて尊い神のことで、天皇の遠祖です。
当神社の創建年代は詳らかではありませんが、天和2年(1682年)今の榎町から現在の地に遷座されたものと伝えられる。
当時はこの地一面茗荷畑であったため、茗荷畑の神明宮と言われて住民から崇敬されていました。
江戸時代には神明宮、神明神社と称していましたが、明治時代になり天祖神社と改められ、無格社として赤城神社の付属社となっていましたが、昭和27年(1952)宗教法人法により、宗教法人「天祖神社」となりました。
社殿等は昭和20年(1945年)5月25日の戦災によりことごとく焼失しましたが、焼失前の社殿は、神門が東に面し、茅葺四趾、前柱各六角柱、欄間に二見が浦の景色を金彫され、柱の両側に左甚五郎の作と言われた雌雄の鶏の彫刻がありました。
昭和41年(1966年)崇敬者等の御奉仕により、本殿の再建を見たる後、社務所、拝殿、手水舎等次々に復興し現在に至っています。
※天祖神社の由緒より
天祖神社の道のり
天祖神社の最寄り駅は東京メトロ東西線の「早稲田駅」。
駅からは歩いて2〜3分くらいで着きます。
天祖神社の境内
こちらが天祖神社の鳥居。
奥に見えるのが拝殿です。
鳥居左側には天祖神社の由来があります。
以前は、赤城神社の付属社だったんですね。
こちらが参道ですが、鳥居から拝殿までは近いです。
立派な手水舎です!
天祖神社拝殿前の狛犬。
目がすごく特徴ありますね!
色がついているせいか、物凄い勢いで見られてる気がします( ̄▽ ̄;)
こちらが天祖神社拝殿。
本殿は神明造りとなっています。
本殿の鰹木。
奥の端が見えなかったのが残念。。。
天祖神社後記
この天祖神社は小さい神社ではありますが、綺麗に整備されていました。
御由緒によると、この辺りは茗荷畑だったとありますが、近くの穴八幡宮の境内にも茗荷畑だったと説明がありました。
当時、この早稲田の地は茗荷が有名だったんだですね!
お札の販売もあります
拝殿のお賽銭の上にはお札が置いてあり、なんと「500円」で販売されています。
しかも無人販売!
防犯カメラ作動中ですので、お求めの方は代金をお賽銭箱に入れてくださいね(^ ^)
天祖神社の詳細
創建年 | 不明 |
御祭神 | ・天照皇大神 |
主な祭事 | 9月20日:例大祭 |
御利益 | 国土安泰・五穀豊穣・生命力向上 |
住所: 162-0041 東京都新宿区早稲田鶴巻町530
交通:
・東京メトロ東西線「早稲田駅」より徒歩2〜3分ほど