今回は東京都杉並区に鎮座する「荻窪白山神社」をご紹介いたします。
白山神社とは
御祭神
・伊邪那美命
ご利益:延命長寿・縁結び・事業成功
御朱印
あり:300円
御由緒
当神社は、文明年間(1469〜86)に関東管領上杉顕定の臣中田加賀守が、知行千町歩(三百万坪)を領して荻久保村に住した。
管領落居後、野にくだってこの地の百姓となり、名を大学と改め、常に敬神の念厚く邸内に五社を勧請して崇め祀った。
これが当社の縁起であって、神社のうしろの老松は大学自ら植栽したものと伝えるが、昭和23年松喰虫の害により枯損した。
また大学の弟に兵庫と称する物があり、歯痛に悩むこと甚しきとき、或る夜神託があって、「汝吾が社前に生る萩を以って箸となし食事せよ、歯痛癒えん」と。
これを行なったところ不思議に歯の痛みが止まった。
これを伝え聞く遠近の者信仰いよいよ厚く、今もなお人びとに語り伝えられている。
その萩も戦前にはなお境内に残っていたが、現在その影を留めず、わずかに老松の根本に一株残り、昔を偲ぶのみである。
東京都神社名鑑より
白山神社へのアクセス
荻窪白山神社の最寄り駅はJR中央線の「荻窪駅」。
歩きだと5分以内程度で到着します。
白山神社の境内
こちらが白山神社の鳥居。
この神社は参道が奥まで続きます。
今は参道が途中で切れてしまっています。
この辺りの区画整理の影響かな。
参道を進んでいくと第二の鳥居があり、奥に見えるのが拝殿になります。
鳥居をくぐると左手にある手水舎。
緑色のネットで覆われていますが、カラスなどの鳥類防止策でしょうか。
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緑色のネットをよくみると、何かありますね。
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手水舎の中にあったのは猫の像でした(^ ^)
手に持っている玉はなんなんだろうか。。。
手水舎を後に進むと、両脇に狛犬が。
石造の狛犬に赤色が入ると高貴な感じになりますね。
表情もリアルで勇ましい!
こちらが荻窪白山神社の拝殿。
拝殿右側には神楽殿があります。
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ん??
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奥に何かいる?
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近づいてみると
これは何??( ゚д゚)/
この超〜ユルい感じwww
こんなユルい感じですが、きっとすごい御神徳があるはず(^ ^)
この神社は猫と縁があるんですかね?
手水舎の反対側には神輿庫もあります。
白山神社の境内社
白山神社には境内社もあります。
入り口は神楽殿の横になります。
参道を進んで行くと、こちらにも狛犬と第二の鳥居があります。
こちらが境内社の狛犬。
こちらの狛犬は前にくる感じがありますね。
表情からくる圧でしょうか(^ ^)
広角レンズで奥まで撮影。
正一位稲荷神社
御祭神
・保食神
鳥居をくぐると右手には稲荷神社が2社あります。
こちらは正一位稲荷神社。
田守稲荷神社
御祭神
・保食神
こちらは田守稲荷神社。
よくみると、柱の中に小さな狐がいます(^ ^)
三峯神社
御祭神
・伊奘諾神
・伊弉冉神
正面には三峯神社の拝殿があります。
拝殿左側には一対の狛犬が。
先ほど見た狛犬とは作りが全然違いますね。
さらに奥に進むと別の拝殿が。
石碑には「狐霊 泰安庫」と書かれています。
こちらもしっかりと祈ってきました。
白山神社の御朱印
荻窪白山神社
白山神社後記
東京神社庁のWebサイトで白山神社のことを見てみると「いま東京で「荻窪の白山さま」なにかが!」と書かれています。
これはどうゆうことだろう。。。。
もしかして下の写真のことでしょうか??
もう一体の超〜ユルいお猫さま!
こちはら上の写真で気付いた方もいらっしゃったかもしれませんが、三峯神社拝殿の右側にいらっしゃいます。
なんでこんなにあるんですかね??
この白山神社は長い参道などありましたが、このお猫様の印象が強く、より思い出に残る神社となりました!
近くに来た時は、また参拝させていただきます(^ ^)
白山神社の詳細
創建年 | 文明年間(1469〜86) |
御祭神 | ・伊邪那美命 |
主な祭事 | 9月8日:例大祭 |
御利益 | 延命長寿・縁結び・事業成功 |
住所: 167-0043 東京都杉並区上荻1-21−7
交通:
・JR中央線:荻窪駅から徒歩5分ほど