今回は東京都江東区に鎮座する江東天祖神社をご紹介いたします。
江東天祖神社(こうとうてんそじんじゃ)とは
御祭神
・天照皇大神(あまてらすおおみかみ)
相殿
・宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)
境内社
・太郎稲荷神社(たろういなりじんじゃ)
ご利益
病気平癒
ご朱印
あり:300円
御由緒
天祖神社は、社伝によれば推古天皇の治世(593〜628)の創建で、その後、衰退していのを応永10年(1403)に復興したと伝えられています。
天正年間(1573〜91)に疫病が流行り、この時織田信長の使者が参向して流鏑馬を献じたところ、疫病は治ったと言われています。今日では子供の健やかな成長を祈って、毎年9月16日子供歩射が行われています。
亀戸七福神のひとつ(福禄寿)として親しまれています。
※江東天祖神社より
江東天祖神社の境内
こちらが江東天祖神社の鳥居です。
鳥居の中心に扁額はありませんが三つ巴の紋があります。
江東天祖神社の手水舎。
こちらが江東天祖神社の拝殿。
創建は推古天皇時代の約1400年前!震災や大戦などで崩壊・修復を繰り返しているようですが、現在は日本で初めて鉄骨筋コンクリートの社殿に生まれ変わっています。
亀戸七福神の一つ福禄寿。
人々に福徳、経済的な幸福を与えてくれる神格で、福星・緑星・寿星の三星を神格化した三体一組の神と呼ばれています。
【亀戸七福神】
・常光寺 → 寿老人
・東覚寺 → 弁財天
・天祖神社 → 福禄寿
・龍眼寺 → 布袋尊
・毘沙門堂(普門院内) → 毘沙門天
・香取神社 → 恵比寿神・大国神
各地に七福神回りがありますが、この亀戸七福神も近々全部回ります!
拝殿右横にある太郎稲荷神社の鳥居。
太郎稲荷神社の狐たち。
樋口一葉の「たけくらべ」にも出てくる神社で、主人公が太郎稲荷神社に商売繁盛の願掛けに行く場面が有名みたいです。
※江東天祖神社Webサイトより
江東天祖神社の御朱印
墨書:柳島総鎮守・天祖神社
印:天祖神社
江東天祖神社の詳細
創建年 | 593〜628年 |
御祭神 | 天照皇大神(あまてらすおおみかみ) |
主な祭事 | 例大祭、本殿祭:9月16日 |
御利益 | 病気平癒 |
住所:136-0071 東京都江東区亀戸3-38-35
交通:
最寄駅
・JR総武線「亀戸駅」 徒歩10分ほど