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【饗土橋姫神社】伊勢神宮内宮の宇治橋を守る神が鎮座する社

饗土橋姫神社 鳥居

今回は三重県伊勢市に鎮座する「饗土橋姫神社」をご紹介いたします。

饗土橋姫神社(あえどはしひめじんじゃ):皇大神宮所管社とは

饗土橋姫神社 鳥居

御祭神

・宇治橋鎮守神(うじばしのまもりのかみ)

御朱印

なし


ご案内

祭神は宇治橋守護の神。

饗土(あえど)とは、内宮の宮域四方の境に悪しきものが入ってこないよう、防ぎお祭りする所のことである。

宇治橋渡始式の折には、この神社の前で祭典が斎行される。参拝を終えて振り返えると、宇治橋が正面に見える。

※神宮会館Webサイトより

 

饗土橋姫神社までの道のり

饗土橋姫神社までの道のり

饗土橋姫神社は伊勢神宮内宮から目と鼻の先にあります。

宇治橋から歩いて1、2分で着くので内宮に行った際は、ぜひ足を運んでみてください。

緑に包まれてとても気持ちいい場所ですよ(^ ^)

 

饗土橋姫神社の境内

饗土橋姫神社 鳥居

宇治橋前の道路を渡ると見えてくる饗土橋姫神社

こちらが正面。

緑に包まれてなんとも雰囲気を感じる場所ですが、光が入ってくるので暗い感じは全く無く、とても気持ちいい場所です。

 

饗土橋姫神社

碑石には饗土橋姫神社の文字がしっかり刻まれています。

 

饗土橋姫神社 拝殿

こちらが拝殿。

本殿と言った方がいいのかもしれません。

千木を見ると内そぎになっているので、女千木(めちぎ)女神様だと言うことがわかりますが、神宮会館のWebサイトには「宇治橋鎮守神(うじばしのまもりのかみ)」とだけ書かれています。

具体的な女神様の名前が知りたいですね。(男神、女神も諸説あるみたいですが)

 

鰹木は4本乗っています。

津名神社(つながじんじゃ):皇大神宮摂社

饗土橋姫神社 津長神社

御祭神

・栖長比賣命(すながひめのみこと)

御朱印

なし


ご案内

その昔、五十鈴川の船着き場があり、津長原といわれていた。

末社の新川神社(にいかわじんじゃ)祭神は新川比賣命(にいかわひめのみこと)と石井神社(いわいじんじゃ)祭神は高水上命(たかみなかみのみこと)がご同座されている。 祭神は水の神

※神宮会館Webサイトより


饗土橋姫神社の隣には皇大神宮摂社の津長神社が鎮座しています。

 

饗土橋姫神社 津長神社

こちらが津長神社。

比較的遷宮されてから日が浅いのか饗土橋姫神社と比べると作りが新しいですね。

詳しいことはわかりませんが^_^;

メモ

・新川神社(にいかわじんじゃ)皇大神宮末社
新川比賣命(にいかわひめのみこと)
川の神として伝えられ、倭姫命が定められた。

石井神社(いわいじんじゃ)皇大神宮末社
高水上命(たかみなかみのみこと)
石清水の守り神と伝えられる。

※神宮会館Webサイトより

 

 

饗土橋姫神社後記

饗土橋姫神社で話をうかがう

饗土橋姫神社で境内を掃除されている方(神宮の方)がいらっしゃったので、またお話を伺ってきました。

 

饗土橋姫神社 宇治橋前の松の木

伺ったところ、もともと饗土橋姫神社は宇治橋前にある松の木の場所に鎮座し、内宮に悪しきものが入って来ないように守っていた神社。

それが、いろいろと理由はあるみたいですが現在の場所に移されたとのこと。

 

あの内宮を守る神様ってめちゃくちゃ凄くないですか?!

かなりのお力をお持ちの神様だとお見受けいたしまた( ̄▽ ̄;)

 

そんな凄すぎる神様が祀られている神社を掃除されている神宮の方は、約一年ほど掃除されているとのことで、綺麗にしてきた影響か「以前よりも雰囲気が良くなった」とおっしゃってました。

毎日、神社のことを考え、見ているとわかるものなんですね。

 

また、掃除を始めたことで「意識が変わり、発言と行動が変わった」と。

嫌なことがあっても、自分はどうなのか?出きているのか?など、客観的に見ることができ、何事も前向きに考えられるようになったとおっしゃってました。

 

ん〜深い!!

 

深すぎる!!

 

なかなか、自分自身で意識と発言、行動が変わることってないですよね。

私も精進します...

 

 

そして、内宮にはあれだけ人が集まるのに、この饗土橋姫神社には殆ど参拝する人はいないことも。

 

 

饗土橋姫神社から見る内宮

饗土橋姫神社から内宮の方を見ると鳥居がはっきり見えますが、下の写真のように

 

内宮から見る饗土橋姫神社

内宮から見ると木の影に隠れて、神社があるのかわからないですね。

何か意図があって、この場所に移したのかはわかりませんが、饗土橋姫神社の御祭神は、そっと悪しきものから内宮を守っています。

 

饗土橋姫神社 擬宝珠(ぎぼし)

それから、宇治橋の西詰北側二本目の擬宝珠(ぎぼし)の中には、饗土橋姫神社の萬度麻(まんどぬさ)のお札が収められています。

萬度麻が収められている擬宝珠を触ることによる説がいろいろとあるみたいですが、萬度麻は「一万回お祓いをした」意味を持つ札ですし、悪しきものを払う意味があるので触るものではないともおっしゃってました。

すでに、多くの方が触って擬宝珠の色が変わってしまってますが、意味を調べて行くと「なるほど〜」と面白いですね!

 

今は情報がいろいろとありすぎるので、信じるか信じないかはあなた次第です(^ ^)

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