今回は東京都新宿区に鎮座する「諏訪神社」をご紹介いたします。
諏訪神社とは
御祭神
・大国主命
ご利益:縁結び・夫婦和合・五穀豊穣・病気平癒
・事代主命
ご利益:五穀豊穣・海上安全・漁業守護
・建御名方命
ご利益:農耕守護・狩猟守護・武運長久・五穀豊穣・家内安全
御朱印
あり:500円
御由緒
創建は弘仁年中(810-24)小野篁朝臣が大国主命・事代主命を祭祀すといわれ、当時は松原神社と称した。
文治5年(1189)源頼朝公が藤原泰衡討伐のため、陸奥発向のみぎり、当社に祈願あり、凱陣の後に社殿を造営された。
応仁3年(1469)春、太田持資社殿を再営したが、元亀年中(1570-3)北条早雲のため焼失した。
その後、江戸時代初期、徳川義直公の諏訪神を勧請合祀し、諏訪神社と称した。
また、後水尾天皇当社に御神体を奉納せらる。
明治15年、明治天皇の行幸あり、御聖蹟の指定を受けた。
その後、各宮家の御参拝を受けた。
※東京都神社名鑑御由緒より
諏訪神社の道のり
諏訪神社の最寄り駅は東京メトロ副都心線の「西早稲田駅」。
駅からは歩いて1〜2分くらいで着きます。
JR高田馬場駅からでも、15分くらいで行けると思います。
諏訪神社の境内
こちらが諏訪神社の大鳥居。
昭和58年に建設されています。
鳥居左手前にには御祭神・御由緒がありますが、残念ながら文字が薄いです。
こちらが諏訪神社の手水舎。
「諏訪の霊泉」と書かれています。
手水舎を後に参道を進むと第二の鳥居と狛犬が。
邪気を払うために、上から神社を守っております。
拝殿にはもう一対の狛犬が。
こちらはさらに年代を感じる狛犬ですね。
こちらが諏訪神社拝殿。
周りに何も無いからかわかりませんが、他の神社の社殿と比べて高さがあるように感じます。
斜め横からの社殿。
正面からと斜めから見る社殿の印象が全く違い、なんだか今にも動き出しそうな感じがしませんか?(^ ^)
本殿・幣殿・拝殿は鉄筋コンクリート造流権現八棟造です。
本殿上の鰹木は5本。
奇数は男神を祀るとも言われています。
拝殿右側にある神楽殿。
拝殿左側には神輿庫がありますが、ここの神輿庫は「校倉造り」となっています。
コンクリートでの校倉造りは大変珍しく、貴重な建物と書かれています。
ここが諏訪神社の社務所。
稲荷神社
御祭神
・宇迦之御命
ご利益:五穀豊穣・諸産業繁栄・諸芸上達
境内には稲荷神社の宇迦之御命も祀られています。
鳥居手前にあるのが夫婦楠です。
御嶽神社
御祭神
・大物主命
ご利益:商売繁盛・病気平癒・稲作豊穣・酒造守護・厄除け
・太玉命
ご利益:
稲荷神社の隣には御嶽神社も祀られています。
塞神三柱の塔
御嶽神社手前には「塞神三柱の塔」があります。
こちらが案内ですが、新宿区有形民俗文化財となっています。
見ざる、言わざる、聞かざるの石碑もあります。
明治天皇射的砲術天覧所
第一の鳥居からすぐ左側には明治天皇射的砲術天覧所。
手水舎の横に案内があります。
諏訪神社の御朱印
諏訪神社
諏訪神社 2月
諏訪神社 2月限定御朱印
諏訪神社 2月限定御朱印
諏訪神社後記
創建から1200年ほどの歴史がある諏訪神社。
社殿は焼失・老朽化で何度か建て直しはされていますが、境内には歴史ある文化財が残っています。
また、境内が土だと汚れている場合もありますが、この諏訪神社は綺麗に整備されていました。
何より印象に残ったのが、斜めから見た社殿。
造りが凄いのはわかるんですが、なんだかこの社殿がすごく気になって、よく写真を見返してます。
正面からのギャップ??
ん〜とても興味深い(^ ^)
御朱印の種類が豊富
諏訪神社の御朱印は通常のもの意外に4種類あります!
御朱印帳直書きタイプが、毎月1種。
書き置きタイプが毎月2種類。
今回の参拝ではいただけなかった毎月27日限定の「勝朱印」もあるので、行ける方は是非いただいてください(^ ^)
諏訪神社の詳細
創建年 | 810-24 |
御祭神 | ・大国主命 ・事代主命 ・建御名方命 |
主な祭事 | 8月27日:例大祭 |
御利益 | 縁結び・夫婦和合・五穀豊穣・病気平癒・農耕守護・狩猟守護・武運長久・家内安全・海上安全・漁業守護 |
住所: 169-0075 東京都新宿区高田馬場1-12-6
交通:
・東京メトロ副都心線「西早稲田駅」より徒歩1〜2分