今回は東京都清瀬市に鎮座する「日枝神社」をご紹介いたします。
日枝神社(ひえじんじゃ)とは
ココがポイント
御祭神
・大山咋神 (おおやまくいのかみ)
ご利益:
・大己貴神 (おおなむちのかみ)
ご利益:
御朱印
あり
御由緒
神社は天正7年(1579)中島筑後守信尚が社殿を造営して鎮祭せりとあるも、境内に柊(ヒイラギ)の老樹あり、景行天皇の御代に日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の際、柊の根本に憩い「清キ土ナリ」とのたまいけるとて、爾来この村を清土(きよど)と称したるも何時の頃よりか、清戸と改められたとあり、故に当時の柊は枯れその根株より蘖(ひこばえ)を生じ今日に至る云々とあり、依って日本武尊が祭祀せられたといい伝えられている。
御祭神の大山咋神は、大年神(素戔嗚尊の御子)の御子神で、別にその御名を、山末之大主神ともたたえ申し上げます。大山咋神の「咋(くい)」は「主」という意味で、大山の主であると共に、又ひろく地主神、開拓の神、殖産交通運輸の守護神であらせられます。
大己貴神は、出雲大社の御祭神、大国主神と同神で、国土開拓人民に衣食住の道を教えられ、又医薬等の術を授けられた御方で、俗に福徳円満の神、大国神又は、縁結びの神として著名な御方であらせられます。
主祭神は猿を愛されたので、眷属(けんぞく)となされ、古来より「見ざる」「聞ざる」「言ざる」三猿と称して福徳円満をもたらし、「魔さる」「勝さる」に通じ、あらゆる悪事災難を除き何事によらず、明朗快活の日々を送り、家庭の和楽と健康に恵まれ、生活活動に限りなき恩恵をかがふらせ給うなど、交通災害等消除の霊験あらたかにましまして、八面六臂(はちめんろっぴ)の神通力によって、八方厄除の守護神で、御神徳は広大無辺にあらせられ、一切の災悪を祓って福を招き、無病息災、家庭円満、商売繁昌の守護神であらせられます。
※日枝神社Webサイトより
日枝神社までの道のり
東京に20年以上住んでますが清瀬に来るのは初めて!
どんな街かも楽しみながら、日枝神社に向かいます。
清瀬駅北口を出たところ。
駅前は思っていた以上に広く、西友やスタバなどがあります。
正面に伸びている道が「けやき通り」で、この道を真っ直ぐ進みます。
けやき通りをしばらく歩くと志木街道とぶつかる交差点があるので、ここを右にまがります。
ここを過ぎれば、あとは数分で日枝神社に到着です。
駅から10分ほどで着きますよ。
日枝神社の境内
こちらが日枝神社の鳥居。
今までは明神鳥居が多かったですが、日枝神社は山王信仰なので「山王鳥居」になっています。
山王鳥居の特徴は笠木(一番上の横棒)の上に三角形の装飾がついています。
山王鳥居をくぐって参道を進むと左手に手水舎が。
手水舎の反対側は水天宮の参道になっているので、両方から手水舎を使えますね。
日枝神社の狛犬。
狛犬から拝殿までの一枚。
拝殿横と奥に緑があるので、清々しいです。
拝殿左には御神木の杉の木があります。
こちらが日枝神社拝殿。
造りは権現造でしょうか。
緑と朱色が綺麗ですね(^ ^)
境内にはヤマトタケルの言い伝えが残る柊(ヒイラギ)があります。
柊と地名の由来が書かれています。
水天宮
ココがポイント
御祭神
・安徳天皇(あんとくてんのう)
ご利益:
・底筒男神(そこつつおのかみ)
・表筒男神(うわつつおのかみ)
・中筒男神(なかつつおのかみ)
御由緒
安徳天皇を祭神とする本社の水天宮は、福岡県久留米市瀬下町に鎮座まします御本社より、御分霊を勧請した社でありますが年代は詳ならず、安産守護・水難除・寿命長久の霊験高きを以って知られております。
底筒男神・表筒男神・中筒男神の三筒男神は、神宮皇后の三巻韓征伐の砌り、皇軍を守護し給うた神で、会場守護・除災招福・商売繁昌の神として著名であります
※日枝神社Webサイトより
水天宮は日枝神社と並行して境内に並んでいます。
こちらが水天宮の鳥居。
日枝神社の山王鳥居と違い、笠木の上には何もありませんね。
水天宮の狛犬。
日枝神社の狛犬と比べるとこちらが新しいので現代風の形です。
こちらが水天宮拝殿。
日枝神社の造りとは違いますね。
日枝神社の末社・摂社
日枝神社には水天宮以外にもまだ社があります!
御嶽神社
さらに水天宮の隣には「御嶽神社」があります。
こちらは明神鳥居でしょうか。
御嶽神社の狛犬。
ここの狛犬台座にのっていますね。
この形はあんまり見たいことない気がします。
御嶽神社の拝殿は丘の上にあります。
信州木曽鎮座の御本社より慶長(1596~1614)年間に築山して御分霊を勧請し奉祀して以来御岳山で知られ、近郷よりの崇敬者が非常に多い。
※日枝神社Webサイトより
八雲神社
八雲神社の鳥居。
御祭神
・須佐之男神
御祭神は八岐大蛇を退治したというので有名です。一般には天王さんで知られております。病除・農耕、殊に水田産業の守護神であらせられます。
※日枝神社Webサイトより
金刀比羅神社
金刀比羅宮の鳥居。
御祭神
・大物主命
航海安全の守護神で漁民の信仰篤く、福徳の神で知られているます。
※日枝神社Webサイトより
白山社
御霊社
日枝神社の御朱印
日枝神社・水天宮
日枝神社後記
清瀬の日枝神社は初めて参拝しましたが、境内は広く、綺麗に掃除され、緑も多くとても気持ちがいい場所でした。
参拝後は日枝神社の宮司さんに神社のことや、先日行われて大嘗祭のことなどお話を伺うことができいろいろと勉強になりました。(宮司さんとのお話は後日アップします)
お忙しいことろありがとうございました!
また、お時間ある時はよろしくお願いいたします(^ ^)
日枝神社の詳細
創建年 | 天正7年(1579) |
御祭神 | ・大山咋神(おおやまくいのかみ) ・大己貴神(おおなむちのかみ) |
主な祭事 | 春季例祭:4月15日、獅子祭:7月15日前後の日曜日、秋季祭:10月15日 |
御利益 |
住所:204-0012 東京都清瀬市中清戸2-616
電話番号 042-493-5211
FAX 042-494-2420
交通:
清瀬駅から徒歩10分程度