今回は三重県伊勢市に鎮座する「須原大社」をご紹介いたします。
須原大社とは
御祭神
・天忍忍穂耳尊
・天之忍穂日尊
・天津日子根尊
・活津日子根尊
・熊野久須日尊
・多岐理比賣命
・市木島比賣命
・多紀津比賣命
合祀御祭神
・木花開耶姫命
・大山祇神
・菅原道真公
・不詳一座
御朱印
あり:300円
ご案内
古来 沼木郷全体の護りとして「大社」と呼ばれていたが後に、「須原の大社」となる。古文書によると 「須原」とは土地の名称で「沼木郷山田字須原」とあり山田村の一地区とされている。
自然に成立した産土神で山田村八社の一つ
※三重県神社庁教化委員会Webサイトより
須原大社までの道のり
須原大社の最寄駅は伊勢市駅。
駅から500mほどの距離なので歩いて行けます。
途中には伊勢神宮外宮の別宮「月夜見宮」が鎮座していますので、須原大社参拝後は寄ってみてはいかがでしょうか。
須原大社の境内
こちらが須原大社の鳥居。
奥に見える建物が社務所になり、そこで御朱印はいただけます。
鳥居の左の道路沿いには須原大社の御由緒がありますが、ここの御祭神のお名前は超長いですね!
正哉吾勝勝速日天之忍穂耳尊と書かれています。
この神様は天照大御神と素盞嗚尊が誓約をした時に、天照大御神の勾玉から生まれた5柱の男神の一柱。
親が伊勢神宮内宮の御祭神「天照大御神」で、天孫降臨で有名な瓊瓊杵尊のお父様になります。
古事記とかにはあんまり出てこないんですが、めちゃめちゃ凄い神様です!
須原大社。。。来てよかった(^ ^)
凄い神社だなと思いながら鳥居をくぐると、すぐ左側に手水舎があります。
蓋に石が置いてあるので、さすがに動かしてお清めするわけにもいかないですよね。
手前に桶が置いてありましたので、それでお清めさせていただきいました。
鳥居をくぐって右側は拝殿へ続く参道があり、第二の鳥居が見えます。
ちょうど手水舎の反対側です。
須原大社の狛犬。
伊勢に来てあんまり狛犬を見ていないのですが、今まで巡った神社にはほど狛犬がいるので、見ると「神社に来たな」って感じになりますね。
こちらが須原大社の拝殿で切妻造になっています。
奥に入ると御祭神のお名前が記載されています。
合祀御祭神のお名前もあります。
拝殿の左横にはもう一つの拝殿があります。
奥に社が見えるのですが、どなたを祀られているのか聞き忘れてしましたので、電話で聞いてみます!
社の前の木と石も気になりますね。
境内にはこのような場所もあります。
ここは祓戸でしょうか?それとも奥の木を祀っているのでしょうか?
ここも要確認ですね!
須原稲荷神社
境内の奥(社務所前)には須原稲荷神社も鎮座しています。
須原稲荷神社の狐たち。
すらっと凛々しいですね(^ ^)
須原稲荷神社拝殿前の鳥居。
こちらが須原稲荷神社の拝殿になります。
灯籠も含め朱色と言うより赤に近いですね。
こちらでも五穀豊穣を祈ってまいりました。
須原大社の御朱印
須原大社
須原大社後記
伊勢市駅から徒歩10分ほどの場所にある須原大社ですが、私が参拝した時は人は誰も参拝の方はいらっしゃいませんでした。
ですが、境内は綺麗にしてありましたし、神職の方も笑顔で御朱印を渡してくださいました。
2月11日に行われている「お頭舞神事」では、獅子舞が氏子地区を終日巡るとありますので、伝統を守って地元の方に愛されている神社なんだなと思います。
いままで私が巡った神社の中には、伝統が廃ってしまった神社もありました。
そうゆうの話を聞くと寂しくなるのですが、私も微力ながら伝統や地域の発展を、このブログを通じて何か出来ればと思います。
須原大社の詳細
創建年 | |
御祭神 | ・天忍忍穂耳尊 ・天之忍穂日尊 ・天津日子根尊 ・活津日子根尊 ・熊野久須日尊 ・多岐理比賣命 ・市木島比賣命 ・多紀津比賣命 |
主な祭事 | お頭舞神事:2月11日、例祭:9月15日 |
御利益 | 諸産業繁栄・勝運招来・家系繁栄 |
住所: 516-0071 三重県伊勢市一之木1丁目3−6
交通:
JR・近鉄伊勢市駅より西へ徒歩10分