今回は三重県伊勢市に鎮座する「猿田彦神社」をご紹介いたします。
猿田彦神社とは
御祭神
・猿田彦大神
ご利益:災難避け・交通安全・殖産興業・夫婦円満
御朱印
あり:300円
ご案内
そして、神宮第一の古典『皇大神宮儀式帳』等にあるように、宇治土公宮司家の祖先で猿田彦大神の裔である大田命が、倭姫命の御巡幸に際して、猿田彦大神が聖地として開拓された五十鈴の川上にある宇遅(宇治)の地をお勧めし、そこに皇大神宮(内宮)が造営されました。そのため宇治土公家はその後、神宮において代々「玉串大内人」という特別な職に任ぜられ、式年遷宮で心御柱と御船代を造り奉るなど、重要な役割を果たしてきました。
同時に邸内では御先祖である猿田彦大神をお祀りし、門前には全国から訪れる参拝希望者やお供えが絶えることはありませんでした。
当社は猿田彦大神の子孫である宇治土公家が代々宮司を務める神社です。
※猿田彦神社Webサイトより
猿田彦神社までの道のり
このマップは伊勢神宮内宮から猿田彦神社へ向かう方が多いていで書いていますので、あしからず。
猿田彦神社までは、伊勢神宮内宮からおはらい町通りをまっすぐ進めば到着します。(手前で交差点を渡りますが)
かかる時間は15〜20分程度でしょうか。
車通りがある通りからも行けますが、おはらい町通りで食べ歩きしながら向かうのも楽しいですよ(^ ^)
猿田彦神社の境内
こちらが猿田彦神社の入口です。
大きな通りに面しており、猿田彦神社の石碑もあるので近くに来ればすぐにわかります。
入口すぐの場所では、狛犬が出迎えてくれます。
ちょっと左の写真が失敗してますが、形はわかるかと( ̄▽ ̄;)
こちらが猿田彦神社の手水舎。
柱にシールがめちゃくちゃ貼ってありますね!
他の神社でもよく目にする光景ではありますが。
手水舎の隣には猿田彦神社の御由緒があります。
天孫降臨の時に瓊瓊杵尊を高千穂に案内した話は有名ですが、日本書紀によると背は2メートル、鼻の長さが約120センチ、眼光は八咫鏡のように輝いていたと言われているため、猿田彦大神が太陽神と言われることもよくありますね。
こちらは猿田彦神社の鳥居。
鳥居の横には境内案内図があります。
見てみると本殿以外にも赤門や子宝池、古殿地、佐瑠女神社など見るところが多数あります。
猿田彦神社の御本殿。
この日は、伊勢神宮内宮参拝後のお昼前くらいに向かいましたが、すでに多くの参拝客で賑わっていました。
伊勢神宮内宮から近いですし、神話に出てくる有名な神様なので人気ですね!
田彦神社の御本殿の前に人が集まってますが、その理由はこれ↑
古殿地と掘られていますが、ここは昭和11年まで御本殿があった跡地に方位が刻まれている八角の石柱があり、神聖な場所とされています。
猿田彦神社によると方位の触り方にルールは無いそうで、「ご自身の干支や今年の干支、お住まいの法学や目指される方角などご自由にお触れください」とあります。
こちらが「赤門」。
赤門の前にある「子宝池」。
こちらは「たから石」
さざれ石。
招霊の木。
佐瑠女神社の御祭神「天宇受売女命」が天岩戸の前で舞われた際に手にしていたと伝えられています。
御本殿右側から奥に進むことができますが、裏から御本殿を一枚。
鰹木は6本ですね。
奥まで進むと御神田があります。
読み方は「おみた」であってるのかな?
なんだか神々しくないですか?
毎年5月5日に豊作を祈って苗を植える「御田祭」が行われています。(三重県無形文化財指定)
一度は見てみたいですね。
佐瑠女神社
御祭神
・天宇受売女命
ご利益:技芸上達・夫婦和合・縁結び
猿田彦神社の境内には佐瑠女神社があります。
御祭神は「猨女君」の称号を受けられました「天宇受売女命」。
光り輝く太陽が綺麗ですね(^ ^)
猿田彦神社の御朱印
猿田彦神社
猿田彦神社後記
多くの参拝客で賑わ猿田彦神社。
私も参拝後はいろいろと周り楽しい時間を過ごしました。
たから石を真剣に撮る。
御神田に広がる紅葉を真剣に撮る私。
あ、でも一眼ではなくスマホです(笑)
もれなく御朱印もいただきました。
この日は本当に天気がよく、青空が広がりとても気持ちがいい場所でした。
次の神社へ向かわないと行けなかったのですが、なかなか猿田彦神社を離れることが出来ませんでした。
次回は人が少ない時に来て、今回撮れなかった御本殿のみの写真を撮ろうと思います!
猿田彦神社の詳細
創建年 | |
御祭神 | 猿田彦神社 |
主な祭事 | 4月4、5日:春季例祭、11月4、5日:秋季例祭 |
御利益 | 災難避け・交通安全・殖産興業・夫婦円満 |
住所: 516-0026 三重県伊勢市宇治浦田2-1-10
交通:
JR東海 伊勢市駅/近鉄 宇治山田駅/近鉄 五十鈴川駅 下車
各駅よりタクシーで5から10分程度