今回は福岡県福岡市に鎮座する「千代森神社」をご紹介いたします。
千代森神社とは
御祭神
・宇迦之御魂神
ご利益:五穀豊穣・諸産業繁栄・諸芸上達
御朱印
御由緒
その昔、時の領主がこの地に社殿を建て、地主神として妙見様(北極星)をお祭りしたのが、始まりでございます。
その後、戦国の世となり、大友氏の戦乱にあって、社殿は焼失致しますが元禄時代に入り、黒田藩の奉行・平井堪太夫重勝の頃、社殿が再興されました。
後、宝永時代、稲荷神社が新たに建てられ妙見社は相殿で、お祀りされるようになったと伝えれています。
また、二十五社天満宮は、かつて博多中石堂町(現在の中呉服町)に鎮座されておりましたが、幕末この地に御遷座されました。
大正四年、妙見周辺に点在しておりました幾つかの小社が合祀されて千代森神社は現在の姿になったと伝えられております。
千代森神社までの道のり
十日恵比寿神社から千代森神社までは歩いて5分もかかりません。
最寄りの吉塚駅から歩いても10分あれば行けると思います。
千代森神社の境内
こちらが千代森神社の入り口。
奥に鳥居が何本も見えます。
鳥居左横には千代森神社の御祭神と御由緒が。
もともとは北辰宮を祀っていたみたいですが、現在は北辰宮は相殿と書かれています。
稲荷神社でよく見る朱色の鳥居も。
稲荷大明神と書かれた鳥居が。
さらに鳥居が。
こはちょっと読めなかったです。。。
奥には千代森神社の拝殿があります。
これは手水舎でしょうか。
近くまでは行けなかったので、参道からの一枚。
稲荷神社の狐たち。
補修されているところもありますが、造りは結構古そうですね。
北辰宮
御祭神
・妙見菩薩
・天御中神
・北極星
拝殿左側には北辰宮があります。
拝殿・本殿ですが、かなり傾いてます...
二十五社天満宮
御祭神
・菅原道真公
拝殿右側には天満宮があります。
千代森神社後記
十日恵比寿神社から博多駅に歩いて向かっている時に、たまたま見つけた千代森神社。
偶然見つけたのも何かの縁かなと思いながら、参拝してきました。
そこで気になったのが北辰宮の社の傾き。
地震で傾いてしまったのかなと思っていたのですが、たまたま神社の方がいらっしゃったので聞いてみたとこと
「木の根で傾いたんですよ」
とのことでした。
写真でみると確かに木の根が下に伸びてます。
小さいとは言え、社殿を傾かせる木のパワーはすごいですね!
ただ、社殿の傾きを修復するためには木の根を切るわけにもいかないと思いますし、場所を移すしかないですかね。
傾いた社殿では妙見様も住みにくいと思うのでなんとかしたいと思った参拝でした( ̄▽ ̄;)
千代森神社詳細
創建年 | |
御祭神 | ・宇迦之御魂神 ・妙見菩薩 ・天御中神 ・北極星 ・菅原道真公 |
主な祭事 | |
御利益 | 五穀豊穣・諸産業繁栄・諸芸上達 |
住所: 812-0044 福岡県福岡市博多区千代1-31-30
交通:
吉塚駅から徒歩10分程度